算数の能力を養うボードゲーム達

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目から鱗の「3andC」の色々な遊び方や使い方を紹介します
教育玩具、発達育成玩具としての「3andC」というボードゲームには大きく4つの能力領域があります。

●:駒を掴む動かす配置するという「運動能力」
●:自駒敵駒を識別し同類を並べる「理解能力」
●:数字を足し算する「計算能力」
●:3目並べる、あるいは相手に並ばせないための「思考能力」

通常はこの4つの事をあまり意識せずに同時並行的に処理をしてゲームは進みます。
最初の3つの運動能力、理解能力、計算能力に想定以上に負荷をかけると、 思考能力のバランスが崩れてゲームに簡単に負けてしまうことが起こります。 反対に言えば、大きな負荷がかかっても思考バランスが崩れないように訓練することで、 マルチタスクの処理能力が格段に向上します。
この3つの領域にどの様な負荷をかけると楽しく遊びながら能力を向上させることができるか、例題を多く示しながら 解説してみたいと思います。

●:駒を掴む動かす配置するという運動能力
通常のゲームはプレーがし易いように掴みやすい重さや大きさの形状をしています。
この形状や大きさの条件を変えてみるだけで運動能力向上の訓練になります。 時間制限を加えれば、さらにその難易度が増します。

◆ 掴み難い駒
◆三角錐
掴む微妙な強さ加減が必要です。
強く摘みすぎると駒が落ちてしまいます。ボードに運ぶまでのスピードも必要です。


◆箸を使う
日本では箸は道具の定番です。 道具を上手に操る運動能力が必要です。
駒の大きさや形状を変えれば、箸使いの難易度を調整できます。


◆釣竿(フック)を使う
プラスティックの釣竿でお魚を釣るゲームがありましたね。
持ち時間制限をするとよりエキサイティングに楽しめそうです。 時間がなくなってくると基本の3目並べのことなど忘れてしまいそうです。


◆くびれのある持ちやすい駒
運動能力や筋力が極端に衰えた人のトレーニング用としては、持ちやすい形状の駒から始めるのが最適です。
胴体にくびれがある駒は指に引っ掛かり易く持ちやすいので、指の動きに障害がある人でも簡単にプレーできます。



◆ 置いた時にバランスの悪い駒
◆ビー玉駒
球状の駒を安定良く配置するバランス感覚が必要です。
配置する時にボードに衝撃を与えると、既に配置済の駒が動いてしまいます。 駒が動いたら負けにすれば、配置の時にとても集中力の必要なバランスゲームになります。


◆長いスティック駒
鉛筆のような細長い形状の駒もバランス感覚が必要になります。
すでに配置された駒に触れないようにしなくてはならないので、終盤になると難しさが増します。 空間移動に集中力の必要なバランスゲームになります。



●:自駒敵駒を識別し同類を並べる「理解能力」
駒を敵味方に分類する能力はあまり意識すること無し行われています。 通常は同じ形の駒で色で区別したりなど、認識しやすくなっています。
そこに色や形状、素材など複数の要素を混ぜ合わせて区別すると、とても大きな負荷になります。
何も考えずにできていた同類で並べることが、とても高度な理解能力を必要とするものに変貌します。

◆ 駒を区別する
◆色で区別する
とても簡単単純で一般的に用いられる駒の区別方法です。
上写真上の駒は形状がすべて同じなので視覚的に認識し易く幼稚者への導入には最適です。
下写真のように形状などを変えるとより複雑な認識力が必要になってきます。


◆形で区別する
色よりも識別の難易度があがります。
色の影響が強いので、上写真のようにすべての駒が同じ色なら簡単ですが、 下写真のように色を混合すると一挙に識別が難しくなります。


◆素材で区別する
一見簡単そうに見えますが、素材の区別は直観的な視覚ではないので、概念認識が必要となりかなり難易度が上がります。
写真は木製と陶磁器製の分類ですが、明らかにこの違いが認識できるのようになるのは、物の対する知的概念が必要です。 また数学的には同類項を括弧でくくるような共通項の認識能力が必要となります。


◆ 同類の駒を並べることを理解する
◆縦横斜めに並ぶということ
自分(同類)の駒だけで並べることを理解するのは、幼稚者には意外に難しい能力です。
縦と横と斜めの概念の理解も必要です。駒の工夫次第で色々な遊び方が可能です。
最初はゲームというよりも、単純に駒を置く積木遊びのような作業から始めると好いかもしれません。



●:数字を足し算する「計算能力」
1,2,3の足し算は基本中の基本です。簡単な計算をあながちバカにはできません。基本の足し算が大切です。 この計算が簡単にできるようになると算数の苦手意識も無くなってきます。
そして使用する数字が一桁でも1〜9までになった途端に、きっと計算能力はパンクしてしまいます。 また一度に複数の計算をして結果を比べることは思っている以上に思考能力に負荷を与えます。

◆ 小さな数字を計算する
◆1,2,3を計算する
全てを足すと合計が18になります。
おおよそ両手10本の指で計算が収まるので数の概念を勉強し始めた幼稚者への導入に最適です。 9対9の引き分けになることがあるので、白無地タイルよりも青色タイルの方が価値が高いことを理解する必要もあります。


◆1,2,3と4,5,6を計算する
白無地1,2,3のタイルを1つずつ裏返すと、数字は4,5,6に変わります。全てを足すと合計が27になります。 計算能力の基本の基本から1歩先に進むことができます。
合計が奇数なので引き分けにならないので、白無地タイルも青色タイルも価値が同じことを理解する必要があります。


◆ 大きな数字を計算する
◆1,2,3と4,5,6,4,5,6を計算する
白無地1,2,3のタイルを全て裏返すと、数字は4,5,6、4,5,6に変わります。 全てを足すと合計が36になり、一気に足し算が難しくなります。
合計が偶数で引き分けになることがあるので、白無地タイルよりも青色タイルの方が価値が高いことを理解する必要もあります。


◆7,8,9と4,5,6,4,5,6を計算する
タイルを全て裏返すと、数字は7,8,9、4,5,6、4,5,6に変わります。 全てを足すと合計が54になり、大きな数字ばかりでさらに一気に足し算が難しくなります。
合計が偶数で引き分けになることがあるので、白無地タイルよりも青色タイルの方が価値が高いことを理解する必要もあります。


◆1,2,3,4,5,6,7,8,9を計算する
白無地タイル1,2,3を1つずつと青色タイル1,2,3を裏返すと、数字は1,2,3,4,5,6,7,8,9に変わります。 1〜9の一桁の基本数字になり全てを足すと合計が45になります。
合計が奇数なので引き分けにならないので、純粋に一桁数字の足し算の練習になります。


◆ランダムな数字配列を計算する
白無地タイル偶数の裏が奇数で、奇数の裏が偶数になっています。 なので白無地タイルを1枚裏返すと合計は偶数から奇数に、また奇数から偶数にかわります。 青色タイルは奇数の裏は奇数、偶数の裏は偶数なので、裏返しても合計数の偶数奇数はかわりません。
ゲームの初めに合計が奇数なか偶数なのか、また過半数以上を取るには何点必要なのかの計算が必要になります。
1枚のタイルを裏返すだけで、計算に基づく戦略変更をする高度な思考能力が必要になります。



●:時間の制約
ボードゲームとしての「3andC」は、じっくり時間をかけて考えると80%以上の確率で先手が勝つ方法を見つけることができます。
ゲームの腕に開きがあったり、プレーヤーが長考する。そんな時は時間の制約を組み合わせると、ゲームがとてもエキサイティングになります。
時間の制約は思考能力のブラッシュアップにとても役立つ方法です。砂時計を用意して自分の手番の時は立てて時間を動かし、 相手の手番のときは自分の砂時計を寝かせて時間を止めれば簡単に時間の制約を組み合わせることができます。


3目並べ「Tic-Tac-Toe」は世界中の誰もが幼少の時にプレーしたことのあるほどの非常に簡単なボードゲームです。 「3andC」はその3目並べ「Tic-Tac-Toe」が基本になっているので、世界中で誰もが体験できる能力開発には最適のツールになると思います。
「3andC」は色々なプレーを楽しめることを理解していただけましたでしょうか。
お子さんの能力アップに是非ご活用していただければ、とても嬉しくおもいます。
不明な点や疑問点などお問い合わせいただければ、色々とアドヴァイスやご提案をいたします。 皆で楽しいゲームをいたしましょう。

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