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囲碁プロジェクト

囲碁のルールで新しいボードゲーム制作に挑戦!!
囲碁プロジェクトのボードイメージ
小学生の頃、我が家には囲碁盤がありました。将棋を指さない父でしたが囲碁は好きだったようです。 時々父の相手をさせられて囲碁を打ちました。 案の定まったく勝てませんでした。と云うよりもどうすれば勝てるのかさえ理解できなかったように思います。 小学生にとって囲むという概念が理解できませんでした。

大人になってボードゲームを作るようになったので、少しは囲碁の面白さを理解できるようになったかもしれません。 そこで、小学生のころのトラウマから抜け出して囲碁ルールの本質と面白さをもっと手軽で簡単に楽しめる ボードゲーム作りに挑戦してみることにしました。
ボードのダウンロード画像を用意しましたので、皆さんも是非楽しんでみてください。

囲碁のルールを論理的に解釈すると

囲碁は初心者にはとてもとっつきにくいゲームです。一番の原因はどうすれば勝てるのかが良く解らないところだと思います。 その最たるものが「囲む」という概念です。

囲むとは なんで左が囲んでいて、右が囲めてないのだろうか、理解できなかったなあ〜。
どちらの白駒も黒駒に囲まれているのに何でなんだろう。
「囲む」って何よ! と思ったものでした。


そこで囲碁のルールを論理的に表現してみると、囲碁は複数の経路を持つ交点に駒(囲碁では石と言いますが、分かりやすくこのプロジェクトでは 駒と呼ぶことにします)を置き、その駒または一連の駒が置かれた交点から伸びる経路が全て敵の駒で塞がれた場合を「囲む」と表現し、 囲まれた駒は敵に取られてしまい、取られた駒の交点は「地」となり、勝敗は 獲得した「地」の数と獲得した敵駒の数の合計でで争うゲームと言うことになります。
この理屈で囲碁を説明すると、2本の経路をもつ4個の交点と3本の経路を持つ68個の交点と4本の経路を持つ289個の交点で構成された 盤面上に敵味方2色の駒を経路が塞がれないように配置するゲームと言うことができます。
端的に言えば交点に置いた駒の経路を塞がれないように連携して駒を配置し、反対に敵の駒の経路を塞ぐようにすることが戦略となります。

ここまで理解できれば、囲碁のバリエーションゲーム作りは簡単です。交点と経路の数が異なる盤面を作れば、同じルールでまったく異なった 感覚のゲームを作ることが出来るわけです。

このプロジェクトではゲームか短時間で終わる比較的小さな9路盤を元に、交点や経路を増減させた新しいボードデザインの制作を試みることにしました。

ボード名:「HOLE」 交点を少なくしたボード
交点を少なくしたボード
使用駒数は青白各36個
(画像は撮影のため各20個となっています)
単純に任意の9個の交点を取り除き交点が81個から72個に少くしました。 この結果経路数の少ない交点(2本と3本)がボード上に増え、駒の配置が難しくなりました。

ダウンロードボード
ダウンロード&プリントしてご利用ください。

ボード名:「RADDER」 経路を少なくしたボード
交点を少なくしたボード
使用駒数は青白各40個
(画像は撮影のため各20個となっています)
こちらは交点ではなく任意の9本の経路を取り除いたボードです。 当然取り除く経路によってまったく違ったボードゲームになります。 交点の数は正規の9路盤と変わらないので、交点の数を減らすボードよりも ゲーム戦略は難しいかもしれません。 ダウンロードボード
ダウンロード&プリントしてご利用ください。

ボード名:「MATRIX」 経路を増やしたボード
経路を増やしたボード
使用駒数は青白各40個
(画像は撮影のため各20個となっています)
こちらは「LADDER」とは反対に32本の経路を増やしたボードです。 複雑そうに見えるボードですが、基本の4つのマスに対角する2本の経路を増やしたユニットを90度づつ回転させて作った16個のマスを さらに90どづつ回転させて製作しています。 中心の交点に8本の経路が集まってしまうので、ルール上は中心交点に駒を配置することはできません。 中立の駒を置いて、お互いに自分の色の駒とみなして敵の駒を囲むことができます。 ダウンロードボード
ダウンロード&プリントしてご利用ください。

ボード名:「HIVE」 3つの経路を持つ交点で構成されたボード
経路を増やしたボード
使用駒数は青白各23個
(画像は撮影のため各20個となっています)
四隅の交点を除き、3つの経路を持つ交点で構成されたボードです。 六角形の交点は3つの経路を持つことを利用して作ったボードです。 使用する駒数も少なく、単純で簡単なゲームになりました。

もう一工夫して、四隅の交点も取り除いて3つの経路を持つ交点だけで構成されたボードも面白そうですね。
ダウンロードボード
ダウンロード&プリントしてご利用ください。


ボードゲームクリエーターの真骨頂、駒をアレンジしたゲーム

さて、ここまではボードのバリエーションでゲームを作ってきました。 この程度まではアブストラクト系のゲーム作家であれば誰でも比較的簡単に考え付くゲームです。
作っていて何か物足りなさを感じていたわけです。

そこで、ボードゲームクリエーターとしてはもう一歩囲碁のルールを進化させたゲームを作りたいと思い、 駒をアレンジしたゲームに挑むことにしました。

囲碁は非常にシンプルで洗練されたゲームなので、このシンプルと洗練さを保持したまま、 駒にアレンジを加えることに非常に長い時間の考察を要しました。
考え付いたのが駒に2つの属性を持たせ、同じ属性は協力できるルールとしました。実際には黒と白の駒の中に四角と丸の形状を作り、 同じ形状の駒は敵味方の区別なく協力して異なる形状の駒を「囲む」ことが出来ることにしました。
つまり味方の中に敵がいて、敵の中に見方がいるゲームにしたわけです。
デュアル このボードと持ち駒の写真でルールが想像できるかな。

長くなったので、この続きは「DUAL」ページでご覧ください。


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